逓信省型式試験合格/放送協会認定受信機
Radio set Passed Examination by The Ministry of Posts and Telecommunications /Approved Radio by NHK

型式試験合格第202号/放13014号 ナショナル K-104型 807p-p 8球スーパー付拡声装置 松下電器産業(株)無線製造所 79,907円

型式試験合格(ラジオ部):1948年12月6日、放送協会認定:1948年12月6日

Passed No.202/ Approved No.13014 National Model K-104 807p-p Public Address Amplifier with Radio
Matsushita Electric Ind. Co.,Ltd. Wireless MFG. Dept.

Approved at 10/12/1948 /, Passed Examination at06/12/1948,  Official Price JPY 79,907    

 

 

 
銘板と出力端子(後期型)


K 104型の広告 (「学校放送」第6号、1950.4より)、Advertisement of the model K-104

TUBES: 6A7 6D6 6C6 75 76 807 807 5Z3 (Early model)
6WC5 6D6 6C6 6ZDH3/75 76 807(A) 807(A) 5Z3 (Later model)
Dimentions: H23XW50XD25(cm), weight: 17kg

学放三号型に相当する出力30Wの可搬型拡声装置。初期型は6A7、75を使用していたが、すぐに6WC5、6ZDH3に改良された。電力事情の悪い時代に設計された機種らしく、6段の電源電圧切替スイッチと電圧計を備える。ラジオ部はスーパー級国民型受信機規格C級に相当する中波受信機である。このくらいのアンプであれば、マグネチック25本、ダイナミック2本、トランペット2本を同時に駆動できた。教室のスピーカがマグネチックであれば、かなりの規模の学校まで対応できた。

この機種は1948年12月10日に日本放送協会学校放送教育用受信装置認定を取得した。なお、この機種が最後の認定となる。ほぼ同時期の1948年12月6日に、ラジオ部のみが逓信省型式試験第202号に合格している。認定機器の仕様としては6A7、75となっているが、型式試験の資料には、6WC5、6ZDH3となっている。1948年中には6A7から6WC5に改良されたものと思われる。

1950年には文部省教育施設部大阪出張所斡旋(文大第117号)を得て、主に関西地区の学校放送向けに教育委員会を通じて斡旋販売された。(12)。1951年には文部省科学教具委員会、小、中高校、大学用具適当決定第623号に選定された。

この機種は長く作られたため、1950年頃に周波数が535-1605kcに変更された。また、社名から「無線製造所」がなくなったため、パネルの社名表記が変更されている。

(Collection No.46033: Later model, No.46040: Early model)

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