放送協会認定受信機
Approved Radio by Nippon Housou Kyokai

放16001号  フタバ F-400型 交直受信機 二葉商会電気工作所 (1937.2.15認定) 48.00円  (1937.7.31に55円に改定)

Approved No.11121 Futaba Model F-400 Futaba Radio Works, 15/02/1937 JPY 48.00 (Revised to 55.00 at 31/07/1937)

  

   

TUBES: 32 30 33 12B(12F) (Regenerative, Magnetic SP.) , A: DC2V, B: DC90V / AC100V

交直両用受信機で最初に認定を受けたモデル。電池管を使った高周波1段受信機に整流回路を付けたものである。電源はA電池のみ充電池を使い、側面のスイッチで電池駆動と充電を切り替える。充電には亜酸化銅整流器を使う。B電池は乾電池を使うが、通電時はリレイで自動的に電池から交流電源に切り替わる。国防受信機の名称は付けられていないが、改良型国防受信機といえるものである。

本機は、認定を受ける前の1936年10月に生産されているため、認定章は付いていない。
腐食がひどかったキャビネットは別の同型機を利用して家具工房で修復した。
本機のバッテリーは、国防受信機用のA電池を当館で取り付けた。
(Collection No.11A121)

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